年明けから駆け足で頑張ってきた雪女ともしばらくお別れ。
度重なる休養と、そのたびに襲い来るスランプに悩まされて、それでも何とか前に進みたくて、
必死にツールの使い方を思い出そうとしていた時、ふとツールの製作者のフェアさんにIMしたのが、今回のイベントにお誘い頂いたきっかけになりました( *´艸`)
「ええええ! 私で良いんですか?!(; ・`д・´)」
(ツールの使い方すら怪しい時なのにっw)
そうお伝えしても、快く「良いよ」ってサラリと言っていただけて、
ああ、頑張らなくちゃなって思えました。
不安が無かったわけでは…というか、不安しかなかったのですが、
「ムリだったら気軽に言ってくださいね」って言って貰えたことで、
背中を押されました。頑張れました。
さて、そんな訳で「作る!」 と決めた時に、私の演目の候補にあがったのは3本。
候補1は、休養中に子供と一緒に、Huluの「日本の昔話」で見た「魚の女房」。
Hulu配信のものではありませんが、参考動画がコレ↓
女房の作る味噌汁は絶品なのですが、隠し味は嫁の汁…w
(我が身でだしをとっているという…w)
ある時、漁師がその現場を発見して嫁は「ずっとあなたと居たかったのに」って、
宝石の入った箱を残して海に帰っちゃいます。
味噌汁のだし…って演出はともかく、綺麗な話だなぁ…。
と思っていたのですが、微妙に「つるの恩返し」魚編って感じです(; ・`д・´)
候補2は、子供の頃再放送で見た「たにし長者」。
子供に恵まれなかった熟年夫婦がついに懐妊!
生まれたのは人間では無く、やたら態度の大きいタニシ!!
タニシの分際で人間の嫁を貰い、嫁に愛され、
なぜか最後は人間の青年になるというお話です。
コミカルタッチで楽しそうだと思いました。
ただ、皆さんの候補演目を見ると誰もが知ってるお話しが多い…。
それならば!! と、最終的に決めたのが今回の「雪女」でした。
時代に合った衣装が無い、小物が無い、探さなきゃー!!@@;
という苦労はあったものの、
テーマが決まってからは、製作が今までになく楽しく進みました。
というのも、子育て中である私ですので、
どうせ作るなら、自分の子供が直感的に分かって理解できるもの。
興味を持って、後からアニメなり、絵本なりを読みたくなるもの。
しかも作中の教訓はしっかり残したい。
育児に活かせるツールの一つにできるもの。
そう目標をしっかり決めて、今回は作ると決めました。
そしたら案の定、ウチの子供たちには大ウケだったのです。
「これなぁに?」
「これね、昔のシンクみたいなものだよ」
「これなぁに?」
「これね、昔の座布団だよ」
「何でキツネさんやタヌキさんいるの? うさぎさんいないの?」
「自然が残ってるところにはまだいるんだよ。昔はいっぱいいたんだよ」
「何で白いの?」
「冬は白くなるんだよー」
「お布団着ないで寝ちゃうの?」
「そう、着ないからお化けが入ってきちゃったんだよ」
ずっと子供たちとこんなやり取りをして作っていました。
すごく楽しかったです!
出来上がった作品は、10人子供がいたという設定は完全無視ではあるものの、
大筋は変えず、「いくら仲が良い人相手でも、約束は守らなければいけませんよ。
時に他人を傷つけて大切な存在を無くしてしまうのですよ」
という主旨は守れた気がします。
ショーの公演は終わってしまって、若干寂しい…ですが、
SIMの景観としては25日頃まで、私たち親子の雪女ゾーンも公開されております♬
ちなみに、ルナさんの作ったこの箱庭SIM全体の景観、
やはりウチの子供たちにも大人気で、さるかに合戦や、はなさかじいさんの犬、
因幡の白兎など、話を聞かせるきっかけにもなりました。
お天気の悪い中、子供と一緒に楽しんでいただける良いツールになると思います。
是非公開期間中に「日本昔話の世界」を覗いてみてください。
http://maps.secondlife.com/secondlife/Hakoniwa/72/138/57
今回のイベントを企画してくださったRe:Onの皆さん。
SIMオーナーのやずーさん。素晴らしい景観を提供してくださり、
また小道具の製作にお力添えいただいたクリエーター様がた。
このプロジェクトの末端ではありましたが、
私もそこに携わらせていただいて心より感謝します♪
最後にはなりましたが、お客様方に。
ご来場いただき、沢山のお心づけまでいただいてしまい、ありがとうございました。
今回のイベントに携わったことが、自分の中で大きな成長になったと思います。
つたない部分は多いですが、今後ともコツコツ頑張りますので宜しくお願いします。
また皆で楽しい事、皆が幸せな事、いつかどこかで出来たらいいな( *´艸`)