衣装はこれって決めていたのですが、モンスターがただ踊るだけではつまらないし、何か心理的な怖さを盛り込みたいと思い、今までやらなかった演出を盛り込んでみました。
耽美でゾクゾクする世界をお楽しみください。
【演目名】Nova
【ジャンル】ダークファンタジー
【あらすじ】
私の住む海辺の集落には、伝説の魔物"セイレーン"にまつわる噂があった。
その昔、嵐の夜に浜辺に瀕死の怪物が打ち上げられた。
それは鳥のような、女のような禍々しい生き物"セイレーン"だった。
姿を見た村人たちは、恐怖し、首を撥ねて怪物を殺してしまう。
そしてその断末魔を聴いた男は全員死に、女は新たな"セイレーン"となって空へと消えた。
以来、この集落には嵐の夜にセイレーンが飛来し人を襲うという。
人々は今もそれを信じて、嵐の夜には扉を固く閉ざし、決して外に出ない。
今夜は嵐…。
セイレーンの首を撥ねたという洞窟は、私の屋敷の地下に通じており、私も扉を閉ざし書斎へと籠っていたが…
【見どころ】
・cossette時代にはやらなかった、空を飛ぶアニメを初めて使った演目になります。
・良く聞かなければ分からない程度に、女性の「あー…」とか「ヒャァァァァ」という、ちょっと怖い音源をMIXしてあります。聞こえてしまった的な地味な演出です。
今回の衣装に出会ったとき、直感的にセイレーン伝承がやりたくなりました。
セイレーンと聞くと日本では「人魚」やん。と言う人が大半かもしれませんが、ホメロスの「オデッセイア」に登場した頃は、上半身が女性で下半身が鳥の怪物でした。
デビルマンに出てくる妖鳥「シレーヌ」も、Seirene(セイレーン)をフランス読みしたキャラクターだそうです。
同じような生き物に「ハルピュイア」がありますが、違いはセイレーンは声で魅了し、ハルピュイアはハゲタカのように襲撃して来る武闘派ということです。
武闘派はちょっと違う…。なのでセイレーンです(笑)
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